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TSP太陽株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:池澤嘉悟、以下、当社)は、大阪の河川や港湾を中心に舟運観光事業を手掛ける大阪水上バス株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:奥村茂之)が取り組む社会実験事業「おおさかスイバー」内で、利用者向けのサービスとして「水都大阪VR紹介」コンテンツの提供を開始することをお知らせします。
<サービス提供の背景>
コロナ禍以降、観光や交通業界での利用者激減に対して当社がこれまでイベントで培ったノウハウとデジタル技術を組み合わせ、新しいサービス開発や提供の機会を模索している中で、同様の課題と機会を目指す大阪水上バス株式会社との協力体制を構築し、今回観光庁の社会実験事業として採用された「おおさかスイバー」内でVR技術を用いた利用者向けサービスを共同開発するに至りました。
<「水都大阪VR紹介」の主な特徴>
■複数人でバーチャル空間体験の共有が可能
本VRサービスの最も特徴的な部分は、2~3人の利用者が同時にバーチャル空間に没入し、互いをバーチャル空間内でアバターの姿で認識しあいながら体験を共有できる仕組みです。
ユーザーはバーチャル空間に身体ごと没入して空間を楽しめるとともに、利用者同士はアバターを通してお互いを認識しコミュニケーションが取れます。またバーチャル空間は複数のシーンにより構成されており、様々な大阪の水辺の景色を楽しむことができます。
■低コストで制作が可能なバーチャル体験コンテンツ
本VRコンテンツは当社が扱う基本体験プラットフォームを用いて、ほとんどのシーンで既存の画像や映像素材を活用しているため、従来のVRコンテンツ制作と比較して大幅に製作コストを抑えることが可能です。
また、コンテンツ制作のリードタイムについても従来のVRコンテンツと比較して大幅に短縮した納期での制作に対応しています。
■コンテンツをどこへでも気軽に持ち運べる高い運用性
VRコンテンツ体験を実施するために必要な最小ユニットはHMD(※)とPCのみ。最小限の機材とスタッフがいれば小スペースでも実施が可能です。また会場毎に機材を用意することで複数会場同時開催も可能になります。
※…ヘッドマウントディスプレイ
※最小ユニットのイメージ
<将来に向けた展開イメージ>
2025年に開催予定の大阪・関西万博に向けた当社の取り組みの中で、世界中から訪れる来場者に向けたホスピタリティ向上の一環として今回の事業をより大きく展開し、その経験やノウハウを活かすことで、将来的には日本全国での観光・交通事業へのサービス拡充による地域活性や経済効果で地域の事業者や生活者の暮らしに貢献することを目指しています。
【「水都大阪VR紹介」コンテンツのお問い合わせ】
名称:水都大阪VR紹介コンテンツ
実施日程:2022年12月3~6日、19~21日(延べ7日間)
実施場所:大阪市内(大阪水上バス大阪城港および八軒家浜船着場)
体験方法:おおさかスイバー利用者に限る(おおさかスイバーの利用については下記HPをご確認ください)
https://suijo-bus.osaka/cruiselist/detail.php?seq=235&fbclid=IwAR0ucYzPgK1L9-MZrHXIPbcMXstgdOtSXHugK2eeHacRxfkaNWO5zBrzwA4
お問い合わせ先:pr-tsp@tsp-taiyo.co.jp (担当:TSP太陽 眺野)
【社会実験「おおさかスイバー」事業のお問い合わせ】
名称:おおさかスイバー
実施日程:2022年12月3~6日、19~21日(延べ7日間)
実施場所:大阪市内(大阪水上バス大阪城港および八軒家浜船着場)
お問い合わせ先:おおさかスイバーに関するお問い合わせ(大阪水上バス 企画宣伝部 06-6942-0555/9:00~17:00)
<おおさかスイバーとは>
2025年に大阪・関西万博の開催を控え、ますます大阪が世界各国から注目を浴びる今、さらなる舟運事業の発展を目指して、実証実験「おおさかスイバー」を行います。
この実証実験は、観光庁「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値事業」に承認された事業で、小型船の「①安全基準」「②舟運商品の魅力向上」「③大阪ならではの舟運発展」を3つの舟運基準(バー)として、巡回船と水上タクシーの運航などを行います。
詳細につきましては下記HPよりご確認ください。