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2024.07.26
TSP太陽株式会社(本社:東京都目黒区、社長:池澤 嘉悟、以下:TSP太陽)が実行委員会として参画している「パンダバンブーアートプロジェクト2024」について、生物多様性やSDGsの重要性を広く伝えたいと願い、クラウドファンディングを立ち上げましたのでお知らせいたします。
本プロジェクトでは、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)を舞台に、竹あかり演出家 池田親生氏と世界的な竹アーティスト ワン・ウェンチー氏が共演し、ジャイアントパンダが食べる竹5,000本を活用した超巨大竹アート制作に挑戦します。アートを通じて人々が自然とのつながりを感じ、全ての生き物の共存と平穏を目指します。この壮大なプロジェクトをみなさまと共に実現し、生物多様性やSDGsの重要性を広く伝えたいと願い、クラウドファンディングを立ち上げました。皆様のご支援とパートナーシップを心からお待ちしています。
プロジェクト名 | 竹 5,000本で高さ10mの巨大アート制作する 「バンダバンブーアートプロジェクト2024」 |
期間 | 2024年7月20日(土)~9月23日(月・祝) |
URL | https://camp-fire.jp/projects/view/763587 |
目標金額 | 18,000,000円 |
アート完成パーティー(2024年10月5日㈯)参加チケット1人分 | 20,000円 |
応援!竹1本支援(10m)公式サイトにお名前掲載+パンダ秘蔵映像&画像 | 10,000円 |
応援!竹1本支援 (6m)公式サイトにお名前掲載+パンダ秘蔵映像 | 6,000円 |
応援!竹1本支援 (4m)公式サイトにお名前掲載+パンダ秘蔵画像 | 4,000円 |
パンダの竹の里「岸和田」ビール(12本セット) | 18,000円 |
パンダが見守るアートの中でヨガ(開園前のアドベンチャーワールド) | 60,000円 |
パンダグッズ開発権 アドベンチャーワールドのグッズを共同開発 | 100,000円 |
※すべて税込額です
詳細はクラウドファンディングページをご確認ください
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/763587
パンダとともに循環をつくる「パンダバンブープロジェクト」
このプロジェクトは、里山を荒廃させる竹を伐採し、アドベンチャーワールドで暮らすジャイアントパンダの食事として活用することで里山の環境を守り、廃棄していた竹や食べ残し、 糞を有効資源としてアップサイクルを推進するソーシャルプロジェクトです。2019年から始まり、竹あかり制作ワーク ショップ、アオリイカの産卵床づくりなど多岐にわたる活動を展開しています。
昨年、竹300本を使用し制作した「Love of ‘彩浜’」に続き、今年は5,000本の竹を使用してさらに巨大なアートを制作します。ワン・ウェンチー氏とグローバル制作チームが8月に来日し、アドベンチャーワールド内で制作を開始。完成後の1年間、様々なイベントを開催し、アートを楽しんでいただけるパートナーを募集します。
期間 | 2024年4月~2025年10月 |
スケジュール | 5月28日 プロジェクトリリース・ボランティア募集スタート |
6月~ 竹の調達スタート | |
7月~ クラウドファンディングスタート | |
8月~ アート制作開始 | |
10月 完成・セレモニー イベントスタート(~2025年10月まで開催予定) | |
参加アーティスト | ワン・ウェンチー(王文志)・CHIKAKEN(ちかけん) |
作品制作場所 | 希少動物繁殖センターPANDA LOVE(パンダラブ)エリア |
公式サイト | https://www.aws-s.com/pandabamboo-art/ |
公式SNS | facebook :https://www.facebook.com/pandabambooart2024/ X :https://x.com/pandabambooart Instagram:https://www.instagram.com/pandabamboo_art/ |
実行委員長:池田 親生(いけだ ちかお/CHIKAKEN)
“今回のプロジェクトの言い出しっぺの池田親生です。今まで20年間近く竹あかりという作品を作り祭を生み地域を盛り上げる活動を行ってきました。
竹あかりを通して人と人の繋がりを結び直すことで、 人と土地の繋がりを結び直すことでその地域が盛り上がっていく、奇跡のような場面に何度も出会わせてもらいその力にいつも驚かされています。
この力を加速させ、日本から世界を面白くするために、今回のこの挑戦を行うことに決めました。古来から日本人の営みと共にあった竹を使い 自然と共生する力を持った日本人の精神を呼び覚ましたい。
持続可能な仕組みを作ることも大事なのだけど、何より自然に触れ自然が好きになれば自ずとその方向に向かっていくのだと思っています。
竹あかりのワークショップを長年やってきて、子供も大人も何かを懐かしむように楽しみその竹を大事そうに持って帰る姿を見ながら、これからきっともっと自然を大事にしてくれるだろうなと 感じる機会があります。
そんな竹を使って今、世界でもそして日本で最も大きな竹の作品を作っている台湾のアーティスト王さんの 力を借りて、今まで日本で作られた竹の作品の中で1番多い竹の本数を使って、今まで見たことのない作品に 挑みます。それは僕が20年間積み上げてきたものへの挑戦でもあり、竹の可能性への挑戦でもあり、アドベンチャーワールドにとっても岸和田にとっても白浜にとっても、そしてここに関わってくれるみんなにとっても素敵な挑戦になっていくのだと思います。
奈良の大仏を作った聖武天皇の話が僕は好きで、あの大仏を作るときに草木の1本でも土の一握りでも良いので手伝いに来てくれと日本中にメッセージを発したそうです。 その当時人口400万人だった日本人のうち、 250万人がそれを手伝いに来て、あの大仏が完成したそうです。ボランティアの強制は一切せずに、みんなの世界を想う気持ちを集めてその形が完成している。今回の竹の作品も地球を思うすべての人たちの思いを集めて完成させたいです。
何かができるとかできないかではなくて、何かをやりたいと思う気持ちをそこに集めて優しい気持ちを膨らませていく。その集まったもので 大きなものができるということに挑戦したい。出来上がった後は1年、そして2年かけてその場所で楽しめるような空間にしたく。みんなで使いながらその作品が熟していくようなもの、そんな場所の使い方を目指してみんなと考えていきたいです。
このクラウドファンディングもその挑戦の形の一つです。遠くにいて来れない人、何をしていいか最初の1歩が踏み出せない人、そういった人の応援の1つの入り口です。決して 大きくなくていい。無理はしなくていい。少しの力をたくさんの人から受け取りたいのです。ぜひみんなの力を集めてこの作品を作る一手にしてもらえるとうれしいです。みんなで最高の作品を作りましょう。”
実行委員長:池田親生
【プロフィール】
1982年、福岡県生まれ。2007年、三城賢士とともに「竹あかり」の演出制作・プロデュース会社「CHIKAKEN(ちかけん)」を設立。「祭り型まちづくり」の考えをベースに、竹のあかりのオブジェをつくり、「人と人・人とまち・人と自然」をつなぎ、その場所にしかない風景を紡ぐ。環境循環する一連を作品とし、「竹あかり」が新たな日本の「文化」として受け継がれることを目指す。MBS「情熱大陸」、日本テレビ「未来シアター」、BSフジ「一滴の向こう側」、テレビ東京「学校では教えてくれない、そんなところ」にも取り上げられるなど、メディア出演多数。
パンダバンブープロジェクト(www.ms-aws.com/vision/sustainability/policy02/)を通じて生まれた「いのちを知る・いのちがつながるきっかけを共有したい」「生きる喜びを分かち合いたい」「挑戦する社会の在り方を考えていきたい」という思いから、このアートプロジェクトに取り組み始めました。
昨年のプレアートではアドベンチャーワールド内に300本の竹を 使用したアート作品を手掛け、現在も設置されています。第2弾 は、この取り組みに賛同する企業・団体・教育機関と共に実行 委員会を組成し、アート作品の制作過程に携わっていただくボラン ティアやプロジェクトパートナー(協賛)を募集し、作品完成後 には多彩なイベントを開催予定です。
竹の伐採や、アート作品の制作に携わっていただけるボランティア「ぱんだず」を募集いたします。
応募フォームはこちらから↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjd9pfBlQVzgFDbDWbheorallYUK81t0nRlMX6FSXsqkDXsg/viewform
ワン・ウェンチー(王文志)
1959年、台湾生まれ。竹を使った巨大な建築物をつくることで知られています。アジア、ヨーロッパ、北米と、世界中で作品を発表し続けています。瀬戸内国際芸術祭と所縁の深いアーティストです。
<過去の作品> | ||
2010年 | 瀬戸内国際芸術祭 | https://vimeo.com/77745808 |
2012年 | 水と土の芸術祭 | https://youtu.be/Cre_IZjW9xM |
2021年 | World Bamboo Congress Taiwan | https://youtu.be/dc84HBqt6_k |
CHIKAKEN(ちかけん)
崇城大学にて出会った、「ちか」と「けん」を中心としたユニット。
共に師事した内丸惠一先生の提唱する「まつり型まちづくり」をベースに、竹に穴を開けてあかり(ろうそくやLED)を灯す「竹あかり」の演出制作・プロデュース会社「CHIKAKEN〈ちかけん〉」を、2007年4月に設立。現在6名で活動しています。
熊本を拠点に全国各地で「竹あかり」を灯し、その土地にしかない“風景”と“物語”を創りつづけています。「人と人・人とまち・人と自然」を繋ぐ「竹あかり」が一過性の「事業」として消費されるのではなく、新たな日本の「文化」として受け継がれることを目指しています。
<過去の作品>
https://chikaken.com/wp-content/uploads/2022/10/20221011_A4_chikaken_panphlet.pdf
作品コンセプト: Glimmering Hill(きらめく丘)
台湾アーティストの王文志(ワン・ウェンチー)は、2023年、アドベンチャーワールドに招待され作品 「Love of “彩浜”」を制作。 その際、多くの親子連れが遊んでいるのを見て、彼は「Glimmering Hill」という作品の着想を得た。
竹で編まれた大小の構造物の組み合わせは、和歌山県の連なる山々から想起されるように、 大小二つの「丘」の「つながり」をイメージしている。 それは、アドベンチャーワールドと和歌山県という二つの場と文化のつながりであり、 人間と自然を遊歩道がつないでいるさまもある。
この 「つながり」という概念は、人間と動物が世代を超えて受け継がれていくことを意味している。 自然が私たちを育むように、自然もまた、世代から世代へと命を伝えていく。 ワン・ウェンチーは作品の素材に竹を選び、観客を山や森に誘い、自然の慈愛を感じさせることを意図した。
「きらめき」は深い感謝と希望を象徴し、世界中の人々の自然への愛にあかりを灯すことを願っている。 私たちの想いは小さくても集まれば、和歌山を、日本を、そして地球環境を昇華させ、照らすことができる。
今回、自然や山への感謝や尊敬の念を伝え、人々の自然への感動を表現するために、 「竹あかり」を制作する親生チーム(CHIKAKEN)とコラボレーションすることとなった。
観客はこの「きらめく丘」作品の中を歩き回る。 すると、昼は光と影の変化する空間で自然への畏敬の念と精神性を体感し、 夜は竹あかりの生み出す幻想的空間の中で星空と光と反射を体感する。 昼と夜、異なる雰囲気の中で、新たな希望と湧き上がる感動、 そして生命を育む無限の可能性を感じることができる。
CHIKAKEN/株式会社 アワーズ/TSP太陽 株式会社/HI合同会社/安部良アトリエ一級建築士事務所/和歌山大学/白浜町/岸和田市/ゆめみヶ丘岸和田まちづくり協議会