PROJECT実績紹介
和牛のオリンピック
全国の和牛王座を決定する「第12回全国和牛能力共進会」が鹿児島県で開催されました。関係者にとっては、5年に1度、全国各道府県から選び抜かれた出品牛をじかに見ることができる唯一の機会です。将来につながる優秀な素材を生産および発掘し、出品展示することによって全共開催後も改良を引き継いでいくことが目的。テーマは「和牛新時代 地域かがやく和牛力」。和牛は大切な知的財産であり、地域固有の優良遺伝子を活用した取り組みの成果として「地域がかがやく」ことを期待した大会になりました。
PROJECT
TSP太陽としては基本計画、実施設計、実施(会場設営・交通輸送)まで一連で関わることのできた業務です。
通常のイベントと異なり人を対象とするだけでなく、和牛に対しての配慮が相当必要でした。出品者が人生をかけて育てている牛なのでかなり思い入れが強く、その思いに応える対応が必要となります。牛の係留所の環境であったり、審査会場までの動線の養生など特別な配慮を行いました。
また岸田内閣総理大臣も出席されたので、同時に相応の警戒態勢の準備も必要となります。
輸送業務に関しても応援の方々はもちろんのこと、一般の方も多く来場されるのでスムーズに会場まで輸送できる体制をとり、楽しんでいただける環境づくりをいたしました。