PROJECT実績紹介
世界水泳連盟(World Aquatics)が主催する水泳の国際大会
2016年1月に行われた国際水泳連盟(FINA)理事会において、福岡市で開催されることが決定しました。
福岡市での開催は、アジア初開催となった2001年大会から22年ぶり2回目です。
福岡市の特徴であるコンパクトな都市構造を活かし、大会環境はコンパクトながら大会価値の最大化の実現に向け、特設プール等を活用しています。
コンパクトなエリアに競技会場やマーケットストリート等を集約することで、選手の移動負担の軽減、大会全体の盛り上げ、効率的な大会運営を行いました。
また、地域の企業と連携し、最先端のテクノロジーを活用することで、競技をより分かりやすく、より楽しめる革新的な大会を目指しました。
PROJECT
競泳・アーティスティックスイミング競技会場
ウォーターポロ(水球)競技会場
ケーブルブリッジ
Hi-Diving・Open Swimming競技会場
撮影:大建設計 境 祥平
TSP太陽では、工期:2.5ヵ月間の中、マリンメッセ福岡の2つの展示ホールにグランドスタンドを装備し、
「競泳」「アーティスティックスイミング」「水球」会場となる2つの仮設スタジアムを建設。
シーサイドももち浜(High-Diving)会場をはじめ、各ベニューにテント及びケーブルブリッジを設営しました。
本大会は新型コロナウイルス(Covid-19)の影響で2回延期となりました。仮設スタンドの大半が海外サプライヤーからの調達のため、
戦争による海上輸送の遅延及びコンテナ不足によるコスト増・作業員不足の対応など、様々な海外調達リスクと遭遇しました。
そのような状況下の中でも、チームで団結し、
今回で2回目となる世界水泳選手権の福岡開催を迎える事ができました。