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PROJECT実績紹介

世界水泳選手権2023福岡大会・世界マスターズ水泳選手権2023九州大会

コンセプト「WATER MEETS THE FUTURE」

OUTLINE

世界水泳連盟(World Aquatics)が主催する水泳の国際大会

2016年1月に行われた国際水泳連盟(FINA)理事会において、福岡市で開催されることが決定しました。
福岡市での開催は、アジア初開催となった2001年大会から22年ぶり2回目です。
福岡市の特徴であるコンパクトな都市構造を活かし、大会環境はコンパクトながら大会価値の最大化の実現に向け、特設プール等を活用しています。

コンパクトなエリアに競技会場やマーケットストリート等を集約することで、選手の移動負担の軽減、大会全体の盛り上げ、効率的な大会運営を行いました。
また、地域の企業と連携し、最先端のテクノロジーを活用することで、競技をより分かりやすく、より楽しめる革新的な大会を目指しました。

PROJECT

  • 施主 【主催】世界水泳連盟(World Aquatics) 【主管】日本水泳連盟、福岡市、世界水泳選手権2023福岡大会組織委員会
  • 基本設計 株式会社 大建設計
  • 開催時期
    【世界水泳選手権】会期 :  2023年7月14日(金)~7月30日(日)17日間
    【世界マスターズ水泳選手権】会期 :  2023年8月2日(水)~8月11日(金)10日間
  • 開催場所
    マリンメッセ福岡A館・B館/シーサイドももち海浜公園/福岡県立総合プール/総合西市民プール/熊本総合屋内プール/鹿児島市鴨池公園水泳プール
  • 使用テント グランデ/マルチ/ピッコロ
  • 受注範囲
    仮設スタンド・テント他工事 <施工会社:株式会社大林組>
    ケーブルブリッジ設営等業務委託(TMトラス) <施工会社:TSP太陽株式会社>

競泳・アーティスティックスイミング競技会場

ウォーターポロ(水球)競技会場

ケーブルブリッジ

Hi-Diving・Open Swimming競技会場

撮影:大建設計 境 祥平

TSP太陽の取り組みと成果

TSP太陽では、工期:2.5ヵ月間の中、マリンメッセ福岡の2つの展示ホールにグランドスタンドを装備し、
「競泳」「アーティスティックスイミング」「水球」会場となる2つの仮設スタジアムを建設。
シーサイドももち浜(High-Diving)会場をはじめ、各ベニューにテント及びケーブルブリッジを設営しました。

本大会は新型コロナウイルス(Covid-19)の影響で2回延期となりました。仮設スタンドの大半が海外サプライヤーからの調達のため、
戦争による海上輸送の遅延及びコンテナ不足によるコスト増・作業員不足の対応など、様々な海外調達リスクと遭遇しました。

そのような状況下の中でも、チームで団結し、
今回で2回目となる世界水泳選手権の福岡開催を迎える事ができました。

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