PROJECT実績紹介
第24回 タイフェスティバル東京
(2024年5月11日~12日 東京・代々木公園)
2024年5月11日~12日、東京・代々木公園。澄み渡る青空の下、「第24回タイフェスティバル東京」が開催された。今年も約25万人もの来場者が訪れた本イベント。本場のタイ料理が一挙に楽しめる飲食ブースや、色とりどりの雑貨やフルーツの物産ブースなど100ブース以上が立ち並び、ステージではタイアーティストのライブやタイ舞踏のショーが披露され、会場は大きな賑わいを見せた。TSP太陽株式会社、ビジネスプロデュース部の久保寺正史は、「本場のタイ料理だけでなく、本物の様々なタイ文化が体験できる機会はなかなかありません。」と語る。
「タイフェスティバル」は、2000年に「タイフードフェスティバル」として初めて開催された20年以上の歴史を持つイベントである。その人気は年々拡大し、今や来場者数20万人を下ることはない一大イベントに成長している。2024年もその反響は非常に大きく、TVや新聞など各メディアの取材をはじめ、SNS上では、来場者やタイの人気アーティストのファンの反響で溢れた。
「2000年から2019年まで、タイフェスティバル東京は、タイ王国大使館様の単独主催で開催されてきましたが、コロナ禍以降、タイ政府の方針により民間企業と連携して開催することとなりました。共同主催者として当社が『タイフェスティバル』に関わるのは初の試み。タイ王国大使館様と民間企業が連携してイベントをつくることは、当社にとっても大きなチャレンジでした」
民間主催・民間資本での新しいタイフェスティバル東京の形を構築しつつ、「本物のタイ文化発信・日タイ友好イベントを継続的に実施していきたい。」というタイ王国大使館の方針に強く賛同し、当社を中心とする民間3社にて共同主催(幹事会社:TSP太陽)をすることに。今回、当社はイベントの制作だけではなく、主催者としての収支設計や集客面も担うこととなった。
「タイ王国大使館様には特別顧問という形で参画いただき、『本物のタイ文化』をご来場者にお届けする体制を4者で構築することができました。」
TSP太陽の担当者は、共同主催者としてイベントづくりに携わった当時を振り返り、「当社はこのイベントに最初から携わり続けており、20年以上の歴史がありますが、今回の成功には特別な想いがあります。」と、イベントの成功にほっと胸をなでおろした。
これまでも会場内では、タイのエンターテインメントを体験できるステージを設置し、多くの方にご参加いただいていた。2024年のタイフェスティバル東京では、初の試みとしてサテライト会場を設け、よりたくさんの来場者にイベントを楽しんでいただいた。
「タイ王国大使館様の呼びかけの下、タイでトップクラスの人気を誇り、世界で活躍しているドラマ俳優や音楽アーティストの皆さんに多数ご出演いただけることになりました。日本在住のタイの方はもちろん、近年は日本でもタイのエンタメブームが到来していますから、一目会うために遠方から駆けつけてくれるファンも多いようです。」
全公演ほぼチケットは完売となり、タイ・エンタメの今後の大きな可能性を強く感じる結果となった。
「また今回の民営化に伴い、旅行会社様、航空会社様、タイ関連企業様など複数社様からご協賛をいただき、官民一体となって新しい日タイ友好イベントの形を構築することができました。ブース出展をいただいたご協賛各社様もご来場者の多さに驚きつつ、ブースでのPRに手応えを感じていただけたようです。タイと日本を繋ぐ日本最大のイベントですので、ぜひ色々な企業様のPRに活用していただき、タイフェスティバル東京を一緒に盛り上げていただきたいと感じています。」
また、タイ人気を後押しするように、コロナ禍に人気に火がついたタイドラマをはじめ、近年はT-POP(タイ音楽)の人気も徐々に高まりを見せている。
「今回、主催として人気タイドラマの俳優やタイの有名アーティストのライブを有料公演として実施することができました。彼らのパワーや観客の熱気に触れ、タイ・エンタメが今後より一層、日本で受け入れられていくであろうと強く感じました。今後も本物のタイ・エンタメを皆様にお届けできるよう企画していきたいです。」
日タイ友好はもちろん、タイブームの本格的な到来を官民一体となって創り出すべくTSP太陽の挑戦は続く。
〈了〉