PROJECT実績紹介
Tokyo Tokyo Delicious Museum 2024
Tokyo Tokyo Delicious Museum 2024
(2024年5月17日~19日 有明・シンボルプロムナード公園)
「Tokyo Tokyo Delicious Museum 2024」(以下、TTDM)は、2024年5月17日(金)から19日(日)までの3日間、有明・シンボルプロムナード公園で開催された。東京の多彩な食文化を一堂に集めたこのイベントは、訪れる人々に東京の豊かな食の魅力を体験してもらうことを目的としている。
老舗の名店から新進気鋭のレストランまで、多岐にわたる飲食ブースが会場全体を埋め尽くし、各店舗が提供する特別なメニューは、国内外から訪れた多くの人々を魅了した。飲食だけではない。他にも食にまつわるワークショップや、著名なシェフによるスペシャルトークイベントなど、多彩なプログラムを用意。来場者は、味覚だけでなく「五感」で東京の食文化を深く理解し、体験することができた。
来場者たちは「世界中の料理や、びっくりする組み合わせの料理など、歩くだけでも楽しい」「東京にいれば、世界の食が味わえる感じがした」「(イベント期間中に体験・購入した店舗に)実際に訪れたい」といった好意的な声を寄せた。
3日間の開催期間中、約6.4万人の来場者が訪れたというこのイベント。主催の東京都は東京の多彩な食をPRでき、訪れる人々は様々な美味しい料理を一度に楽しめて、出店したお店は繁盛する、というまさに三方良しのグルメイベントである。
「ありがたいことです。多くの方に来ていただき、イベントを楽しんでくれたことということが何よりの成果です」と語るのはTSP太陽 ビジネスプロデュース部 プロデュース1課の寺野祥二だ。TSP太陽における、本イベントの運営責任者である。
「前年比で1.5倍ほどの来場者に楽しんでいただけました。TTDMの開催は今年で3年目ですが、TSP太陽としては今回初めての参画でしたから、たくさんの方に東京の食を体験していただくことができて、本当にホッとしました」
これまで、TSP太陽で数多くのグルメ系イベントを経験しているベテランにとっても、「グルメ系イベントとしては日本最大級と言ってもいいほど」であるTTDMを、”成功に導かなくてはならない”というプレッシャーは、決して小さくなかったようだ。
「きっかけは東京都の公募でした。普段から一緒に仕事をさせていただいている放送事業者とともに、このコンペに応募し、見事に勝ち取ることができました」と寺野は振り返る。
「われわれTSP太陽は企画書の作成から施工、運営に至るまでの幅広いプロジェクトを推進しました。それだけに、私と一緒に力を発揮してくれた同僚二人の力は必要不可欠でしたね」。
その「二人」とは、寺野が課長を務めるプロデュース1課の小林和生と加藤隆之のことだ。二人とも、これまで寺野と一緒に多くのグルメ系イベントを創りあげてきたプロフェッショナルだった。
「彼らが外側に向き合ってくれたおかげで、私は企画や運営計画など、レギュレーション部分に力を入れることができました」(TSP太陽・寺野)。
そんなプロジェクト始動当時の状況を小林が説明する。
「当社が受託することが決まってからはプレゼンや会議を重ね、実際に動き出せたのが昨年末でしたね。ある程度決まったのち、出店者さんとの綿密な打ち合わせに優先的に時間を割きました。それほど期間に余裕があったわけではありませんでしたが、みなさん、TTDMへの参加を『東京代表』と誇りを持っていただけたようで、打ち合わせは非常にスムーズに進めることができました」(TSP太陽・小林)。